サービスの世界でよく言われることですが、
「答えはお客様が持っている」
名言だと思います。
そして、これは部下の育成にも置き換えることができるのです。
ただし「答えは相手が持っている」とした場合の「答え」は、決してあらゆることに対する「正解」である必要はありません。
何故なら、人にはそれぞれの成長段階があって、目標達成までのすべてが瞬時に解明されるなどということはないからです。
つまり、今の段階で答えられる内容、これが「答え」なのです。
そして、この際リーダーに必要なことは、「否定しない」 「評価しない」こと。
受け入れることが大切なのです。
「評価」や「否定」は、相手の潜在能力の扉を閉じてしまいます。
それから? もう少し聞かせてもらえる?
こういった「促し」が上手くいくと、相手は「この上司は自分を理解してくれようとしている」と感じ、リラックスして隠されていたヒントが浮かび上がってくるのです。
この手法は、医師が患者にたいしてアプローチする場合にも有効ですし、
弁護士や税理士の方などがクライアントに対して用いても効果的です。
もっとも、専門的な知識を提供する仕事においては、「答えを与える」場合「答えを引き出す」場合の使い分けは必要です。
育てたいと思うのであれば、客観的には、これが正解!と思う時でも、
評価、指示、命令はしばらく控えたほうが得策です。
「相手がどうしたいのか」
これが大切なのです。
これは、「相手を信じること」につながります。
信じることで、部下は自ら答えを見つけようと取組み、これらを繰り返すことで
自発的に、考え、動き、結果へとつながることになるのです。
部下が答えを持っていないのではなく、
リーダーが答えを引き出せていないケース・・・驚くほど多いのが実状です。
促し、信じる。
個人でできることは限られているのです。
だからこそ、組織力、チームワークが大切ですよね。
◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇
住所:兵庫県芦屋市山芦屋町10-5
Mail:mail@justice-j.ne.jp
HP:http://www.justice-j.ne.jp/
FB: https://www.facebook.com/JusticePlanning
問合せ時間 09:00~21:00
【発行者】 株式会社ジャスティス
集客と売上サポート ジャスティスプランニング
~ジャスティスプランニングは神戸、芦屋、大阪を中心に
日本全国のサービス業専門コンサルティングを行っています~
◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇