関係性を大切に ~今も昔も馴染みが優先~ | 株式会社然|食の専門コンサルティング
関係性を大切に ~今も昔も馴染みが優先~ 2013.09.02

「毎度ご贔屓に~」

昔から商売の基本はコレですよね。

山崎豊子氏と言えば、沈まぬ太陽や白い巨塔をはじめ素晴らしい作品が知られていますが、初期の作品には、商都 大阪船場を舞台にした作品が多く、「暖簾」は親子二代“暖簾(のれん)”に全力を傾ける不屈の気骨と大阪商人の姿を描く作者の処女作です。

実際のお店自体では暖簾を見ることは少なくなりましたが、戦前は火事になれば真っ先に暖簾を持ち出したり、暖簾を担保に銀行からお金を借りることができるぐらい現代からは考えられないくらい大事なものだったそうです。

 

冒頭の「ご贔屓に!」という言葉は、まさに昔から日本の商人が大切にしてきた
言葉です。

それは、ビジネスの成功が「新規顧客」よりも「既存顧客」にあるということを
経営者の方が深く理解していたからに他なりません。

実際、 「既存顧客」を大切にできない会社が、「新規顧客」に目を向けても
あまり意味がないのです。

それに販売促進において、新規顧客獲得と既存顧客への再利用を比べると
そのコストエネルギーは恐ろしく違ってきます。
業種業態にもよりますが、3倍~12倍にもなるのです。

馴染みのお客様が沢山いるお店や会社は繁盛しています。
それは、馴染みが馴染みを生み出していくから。

 

ちなみに、『馴染み』の定義は
一般的に3回以上ご利用頂いたお客様でしょうか。

京都の割烹や料亭、花柳界では「一見さんお断り」になっているところが
結構あります。

最初は、紹介者に連れられて行くのが基本。
二度目も紹介者にともなわれるのがお約束で、
三度目になって初めて、一人で待合の敷居をまたぐことが許される「馴染み」に
なる・・・

というような感じでしょうか。

最後に「一見お断り」に関してですが、決していわゆる「いけず」ではなく
きちんとしておもてなしをするための心遣いが基本にあるということなので、あしからず。

ジャスティスプランニングは、『馴染み』の構築を、
業種業態にあわせてオリジナルプランをご提案しています。

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