「これは美味しいから、絶対に売れる！」
「この商品凄いね。　これなら売れる！」
「このデザイン素敵ですね。　これなら売れます！」

小売店や飲食店、ホテルやブライダルなど、
様々なジャンルのクライアント現場に伺うことが多々あります。

すると、前述のような会話が聞こえてくるのです。
語弊があるかもしれませんが、コレ、売れないケースが圧倒的に多い。

理由は、商品やサービスにこだわりすぎて、
そこにお客様が不在になっているのです。

 

どんな良い商品でも、どんなに良いデザインだと思っても
お客様がその価値を認めてくれなければ、何の意味もないのですから。

実際、売り手であるスタッフがどのように応対するかというと、
該当の商品やサービスの素晴らしさとトクトクと語るのです。

料理が美味しいとされるホテルや施設は沢山あります。
源泉のある旅館は、山のようにあります。
貸切の邸宅ウェディングも選び放題です。

こういう物やハードで勝負している所は沢山あるのです。
これだけでは、選ばれる理由になりません。

何故、そのホテルを利用するのか、何故この酒屋さんで買うのか・・・
何故、この施設で結婚式をするのか、　何故、その会計士に依頼するのか・・・

何故？

 
共有できる、共感できる価値を伝える必要があるのです。
そう、物ではなく、それを買う意味を発想させてあげるのです。

共有できれば、共感できれば、
あったことはなくても、見たことはなくても距離は縮まり
関係性が築かれます。

関係性があるところと、
関係性がないところ。

あなたなら、どちらを選びますか？

物からは関係性は生まれないのです。

 

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