As American as apple pie !
アメリカの人にとって、アップルパイは特別なお菓子だそうです。
懐かしく、日本人にとっての味噌汁的?存在で、誰にも愛されるお菓子だとの事。
日本でもアップルパイは人気のある菓子の一つで
色々な形のアップルパイが楽しまれていますね。
ところで、アップルパイにはリンゴとパイが欠かせません。
リンゴは元々中央アジアの山岳地帯が原産だと言われていて、
ヨーロッパで栽培されはじめたのは16世紀頃。
で、パイ生地が生まれたのは17世紀頃だと言われていますが、
オーストリアでは、この頃すでにシュトゥーデルのようなアップルパイがあったという記述も
残っています。
面白いのは、国によってアップルパイの形が様々な事。
例えば、オーストリアはアプフェルシュトゥーデル(シュトゥーデルは渦巻きの意味)と呼ばれ、
巻き寿司のように、薄いパイ生地でリンゴを巻いて作ります。
一方、イギリスでは底にパイ生地を敷かず、深皿に入れたリンゴの上に上生地のみを被せて作ります。
日本で一般的に思い浮かべられる、リンゴがパイ生地に包まれたアップルパイの発祥はアメリカです。
オランダ系とドイツ系の移民の方が、アップルバターを作り、
これをパイ生地で包んだのが始まりのようです。
もうひとつ、アップルパイと言えば、「タルトタタン」!
フランスで有名なアップルパイですね。
由来のお話が面白いのでご紹介
~パリ南方 ソローニュ地方にある村、ラモット・ブーヴロン(Lamotte-Beuvron)に、
タタンと言う名前の姉妹が小さなホテルを経営していました。
ステファニー・タタン(Stephanie Tatin)とカロリーヌ・タタン(Carolone Tatin)との姉妹で、
ステファニーは料理、カロリーヌはサービスを担当していて街の人気者だったそうです。
ある時、ステファニーはリンゴのタルトを作っていたのですが、うっかりして焼く時にタルト生地を入れ忘れてしまったのです。
型の中には、リンゴと砂糖、バターだけが入っていたのですが、仕方がないので途中から上にパイ生地を載せて仕上げたところ、キャラメル状になった砂糖がリンゴに染み込んで、素敵なお菓子が仕上がっていた・・・~
これ以来、このお菓子はタタン姉妹のタルトということでタルトタタンと呼ばれるようになったと
いうことです。
ところで、このお話には続きがあります。
このタルトを偶然から作ったといわれているタタン姉妹のホテルが、
今でもラモット・ブーヴロン(Lamotte-Beuvron)にHotel Tatin(オテル・タタン)の名で残っているのです。
今でも、ホテルのスペシャリテとしてタルトタタンが食べられます。
パイ生地も、意外に簡単に作ることができるのですが
冷凍のパイ生地もスーパーなどに手に入ります。
休日に、楽しみながら作るのも一興ですね。
そうそう、リンゴの芯や皮も使えます。
ノーワックスのリンゴなら、紅茶を煮出す際、芯と皮を一緒にいれて蒸らします。
すると、簡単なアップルティーの出来上がりです。
使うお湯を沸かす時に、あらかじめ皮と芯をいれて
リンゴのエキスをしっかり煮出したものを、紅茶に使っても美味です。
アップルティーにアップルパイ。
休日は、ちょっと一息しませんか。
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