20年も前に、すでにハーバード大学とニューヨークのホテルが
「人が美味しさを感じるとき」というテーマで研究発表を行いました。
結果は、「見た目の美味しさ」が78%以上占めるというものでした。
つまり、食べて美味しいかどうかよりも、最初に料理を見た段階で
「美味しそう!」と思うかどうかで、人は判断しているということです。
実際、サービス業において身だしなみを厳しく指導される理由は
初対面の場合、ほとんど「見た目で判断される」ということも
同じ理由です。
さて科学が発達した現代、「人の意識」についても
様々な研究がなされています。
その中でハーバード大学によると、
『私達の思考、感情、学習の95%は意識されることなく生じている』
という事が発表されています。
実際、世界中の脳神経学者の多くが、この95%ルールを前提に
様々な研究を行い、これらを元に多くの企業が消費マーケティングの上
販売戦略を立てているのです。
さて、私達は日常においても
「何て綺麗な景色なんだろう。」 「素敵な人だなぁ」
「美味しそう!お腹が減ってきた」・・・
など、一瞬の内に感覚的な判断をすることがあります。
この一瞬で判断をしていると思っている行為は、
実は意識的に自覚する8秒も前に、無意識に脳が判断しているそうです。
さて科学的な事はここまでにして、
実際に広告やデザインなど、「人がどう感じるか」を基盤に
色々工夫はしているはずです。
ただ、それが自分達の意識でしているものか
購入する側の感情と意識のニーズにアピールしているかは
大きな違いがあります。
個人の主張や意識が、常に第三者に受け容れられるとは限りません。
ニッチな商品であれば別ですが、一般消費においては普遍性も必要です。
赤ちゃんの笑顔に、多くの人が微笑ましく思うように
感情的で非言語的なコミニケーションは、ビジネスに多大な影響を与えているということを、より意識しましょう。
ただし!、これらは消費者の脳が自分の決定を正当化しやすくなりはしますが、
売上げに直結するかどうかは、これは又、別の問題です。
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