ほっと温まる 冬のス~プ♪ | 株式会社然|食の専門コンサルティング
ほっと温まる 冬のス~プ♪ 2013.12.15

ようやく冬本番です。

先日、和歌山に行ったスタッフが山間部は雪が舞っていたとの事。
それから、いかに温まるか?という話題で『スープ』の話で盛り上がりました。

欧米では、スープは飲み物ではなく一つの完成された食事として
楽しまれています。

元々は、保存食としてのベーコンやハムを“だし”として
固くなったパンを浸して食べる、というスタイルが一般的でした。

日本では味噌汁という汁物が、一番身近なスープでしょうか。
朝の味噌汁の香りは格別で、日本人で良かったね~という話も
盛り上がりました。

で、好きなスープは?
という話題になったのですが、先日、ある商品のオペレーション開発で
作った「にんじんのスープ」が美味しかった!という意見が出ました。

人参の詳しいお話は別の機会にしますが、
一年中出回っているように見えますが、実は旬があります。

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種類にもよりますが、ちょうど暑さが落着き始める9月から12月位が
美味しい季節だとされています。

”にんじんのスープ”の作り方は色々ありますが、
人参らしさを楽しむのなら、蒸し煮が一番!

今回、人気があったのはオリーブオイルを使った蒸し煮。

材料は、まずは人参。 そして玉葱とじゃが芋です。

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鍋にオリーブオイルをひき、玉葱を入れて
弱火にして蓋をします。

この蓋をするのがポイントです。
焦げ付かないように、たまに蓋を開けてかき混ぜます。

ある程度、火が通ったら人参を入れ
同じように蓋をします。

最後にじゃが芋を加え、同じように蓋をしましょう。
ある程度、火が通れば水を加えコトコトじっくりと炊いていきます。

コトコトと静かな鍋音は、聞いているだけでほっとしますよね!

素材が柔らかくなれば、ミキサーにかけて鍋に戻し
塩で味を調えます。

今回の”にんじんのスープ”は、一部をグラッセにして
アクセントにしました。

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この蓋をする『蒸し煮』の技法は、西洋にも日本にもある
調理法なのですが、根菜類の独特の香りがなくなるので、
子供達でも喜んで食べてくれるようになります。

”コトコト”と鍋の音を聴きながら過ごす時間は
心も身体も温まる、素敵な時間です。

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