戦略、戦術、経営企画、商品開発、コミットメント・・・

経営に関するビジネス用語は、沢山ありますね。
特に戦略や戦術など、ランチェスター経営をはじめ
戦いを基盤にした思考方法は盛んに用いられています。

この「戦い」というものは、いわゆる戦争というものが主体になりますが
「孫子の兵法」をはじめ、「六韜三略」など、軍略・兵法として確立されたものを
どう利用するかという点に集約されています。

さて、紀元前から利用されている、この軍略・兵法ですが、
現代にビジネスにおいても、色褪せることなく活用されています。

ですが、

よく見落とされている事実があります。

戦いにおいて、最も重要な、生命線とも言えるものは何か？

歴史を紐解くと、例外はありますが、優れた軍略家、指導者は
補給路を絶対に重視します。

兵糧をはじめ、武器・弾薬など、近代の大戦においても
この補給路が断たれてしまうと、戦い自体が成り立たないのです。

さて、これをビジネスに当てはまると補給路は何にあたるでしょうか？

これは、キャッシュフローです。
お金が詰まってしまうと、経済は成立しません。
つまり、事業がストップしてしまい、最悪なケースは倒産になります。

ここで意識して頂きたいことは、事業、ビジネスを行う上で
経営者（リーダー）の次に必要なものは、財務に長けたスタッフもしくは
公認会計士・税理士といった、財務のスペシャリストです。

ここを抑えるかどうかで、ビジネスの発展は大きく変わります。

単なる記帳作業に留まっている、税理士や公認会計士は必要ありません。
お金の動きを適切に把握し、これらに伴う適正なアドバイスをしてくれる
パートナーが不可欠なのです。

個人事業や中小企業によく見られるケースですが、
ともすれば、経理や財務は後回しになりがちです。

この重要性は、歴史が証明していますが…..
皆さんの組織は大丈夫ですか？

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