売れないのではなく、売らない事実 | 株式会社然|食の専門コンサルティング
売れないのではなく、売らない事実 2014.07.07

売れる商品、売れない商品

実際、立地や季節、消費動向、流行などによって
売れる、売れないという事実はあります。

ですが、「どのようにして売るか」ということを
しっかり掘り下げているかというと、そうではない事が多いのです。

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「この商品は売れなかった、駄目だね~
もっと、売れる商品を探してこなきゃ」

「売れるといったから、仕入れたのに売れないじゃないか。
返品するから引き取って」

こういった会話は、小売店をはじめ、ホテルやブライダル、
あらゆる業種業態の現場で聞こえてきます。

しかし、コンサルティング対応として現場に伺った場合
最初のコンセプト設定の前提が間違っているか、
価値を伝えられていないかのどちらか!というのが90%以上というのが現実なのです。

ある日本を代表する小売現場に伺った際、
ただ商品を並べているだけで、スタッフは商品知識を持たず、
「○○産 ○○円」というありきたりの値札がつけられているだけ!
というケースがありました。
おまけに、夕方のピーク時間には社員スタッフが不在・・・。

それを目の前にして、売り場責任者は
「バイヤーが駄目なんですよねぇ。何か売れる商品はありませんか?」
・・・

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何故、百貨店が衰退しているのか、
何故、高級ホテルが安売りをしなくてはならなくなったのか
何故?

それは、価値を見極め、価値を構築し、価値を伝えていないから。

特に「価値を伝える」ということは、決して主観によるものではなく、
客観性に基づいて、「共感・共有」してもらうということです。

「これはデザインが素晴らしいから売れるだろう」
「これは美味しいから、絶対買ってもらえる」
「こんな素晴らしい素材を使っているのだから、分かってもらえる」

これでは、売れませんし、買ってもらえず、分かってもらえません。
何故なら、これは傲慢とも言える一方的な押し付けにしか過ぎないから。

「売る」ということは、「価値を共感してもらえる」ということです。
これだけ情報があふれ、商品もあふる中で、自分達に振り向いてもらえる為には
しっかりとしたアピールが必要なのです。

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「売る」ために、価値を掘り下げ、共感してもらえる「価値」を伝えましょう。

結果、物は「売れる」ようになるのです。

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