日進月歩ではなく分進秒歩の世界。
IT業界の進歩は凄まじく、つい先日も
コンピューター囲碁がプロ棋士を打ち破りました。
コンピューターの性能は、1992年のボードゲームを皮切りに
1994年にオセロ、1997年にはチェスなどゲームの世界で人に勝利し、
その性能の進化を示してきました。
ここになって、様々な場面で取り上げられるのが
2045年問題。
何が言いたいかと言うと、こういう事です。
2045年にはコンピュータの性能が人間の脳を超えるという予測で、
コンピュータの処理能力が18ヶ月で2倍になる「ムーアの法則」が今後も維持された場合、
全人類の能力を1台のコンピュータが上回るシンギュラリティ(常識を覆すパラダイムシフト)がくるというものです。
農業の世界でも、IT化は凄まじいスピードで進んでいて、
施肥設計や土壌管理なども、明確に目に見える形になりつつあります。
さて、だからと言って『 人 』がいらなくなるか!というと
そういうことではないと思っています。
ただし、改善と改革を行わなければ淘汰されることは間違いないでしょう。
実際、大手都市銀行2行では
オペレーター業務が、人工知能「ワトソン」に変わって運営され始めました。
またVOGUEなどで有名な米国のコンデナストパブリケーションでは、
料理レシピを提案するアプリを、これもまた人口知能「ワトソン」が担当、
ハリウッド映画の脚本では10年以上前から、「ドラマティカ」という脚本作成ソフトが重宝されています。
この影響で、職を失った人々が沢山いるのです。
文明の進歩は素晴らしいものです。
ただ、単に素晴らしい!、面白い!というものでもないのです。
何故なら、確実に私達を取り巻く環境は変化し、
社会にとっての役割も変化していかなければ、淘汰されてしまうのですから。
これは、業種業態関係なく、
上述のように、今、この瞬間にも世界の歴史と現実が物語っていることです。
では、どうすれば良いのでしょうか。
一つは、現状に甘んじることなく、未来を見据え、
アンテナを張り、あらゆる状況を踏まえて改善改革に取り組み続ける事。
少なくとも、終身雇用などなくなった現在、
サラリーマン的思考では社会には通用しづらくなるのは明白です。
誤解無きように申し上げますが、決してサラリーマンを否定するものではありません。
経営的思考を持たなければ、いつサラリーマン生活が瓦解してもおかしくないということを理解して頂きたいのです。
いずれにしても、どうするのかを選択するのは自分自身なのです。
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