普段のお取引の中で、生産者の方々、ブライダル施設、レストラン、小売店など
多岐に渡りお取引をさせて頂いていますが、、客観的に観察することで、学ばせ頂く事がとても多いのです。
とくに興味深く、結果に大きく影響するのがブランディング。
いわゆる、コンセプトワークの中で一貫性があるところは、
やはり成果が明確に出ていますし、きちんと差別化が消費者に届いているものも同様です。
さて、この『ブランディング』という言葉ですが、
日本では、そもそも『ブランド』という言葉の意味自体が誤解されているようです。
皆さんは、『ブランド』というと、どういったものを思い浮かべますか?
ほとんどの方が「ブランド」という単語を耳にすると、ルイ・ヴィトンやグッチ、コーチなど
ヨーロッパの高級服飾品のイメージをもたれるようです。
これがそもそも誤解の始まり・・・
ブランドという言葉の語源は、自分の所有している牛を他人の牛と区別するために
牛のわき腹に焼き印を押すという意味の「burned」=(brandhing iron)が語源であると言われています。
これは、大きな牧場でも小さな牧場でも関係ありません。
マーケティングに置き換えると、ブランド=他との違い ということです。
別にブランド=大企業というわけでもないのです。
例えば、専門店や百貨店など様々な小売店がありますが、
全く同じ商品を扱っていることは結構あります。
どのお店で購入しても同じ商品・・・
でも、消費者はお店を選んで購入しています。
店舗の雰囲気であったり、スッタフの応対など
何かしらの理由で、消費者はお店を選んでいるのです。
これが、ブランドということです。
逆にこれが出来ていないところは、価格競争になったり
利益が出ない・・・という結果に陥りがちです。
裏を返せば、
「価格」以外の価値を伝えられるかどうかがポイントです。
主観になりがちな
商品の質の良さやイメージ、デザインだけでは、ブランド構築はできません。
一貫性のあるコンセプトワークの構築と
継続性のある発信、そして消費者との関係性を広げることです。
そして皆さんの「思想」自体が
商品という媒体を通して、価値=ブランドになるのです。
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