『いまを生きる』という映画をご存知でしょうか?
実際には、 “Dead Poets Society” が原題ですが、
これは劇中の教師ジョン・キーティングがウェルトン校在学中に結成した読詩サークルの名前。
邦題の『いまを生きる』は、キーティングが発するラテン語「Carpe Diem」の日本語訳。
厳密には「いまを生きろ」ないしは「いまを掴め」といった意味でしょうか。
いずれにしても素晴らしい作品で、今も変わらず、生きることの素晴らしさを教えてくれる映画です。
さて、この作品のラストシーン、学校から追放される新米教師に対して、
教え子達は、何も言うことなく、机の上に立ちます。
「あなたを追放した学校は間違っている」 「私達はあなたの教育方針を支持する」 といった態度の表明でした。
もし、このシーンにセリフがあったらどうでしょう。
おそらく、かなり陳腐なものになったことは間違いありません。
今回のテーマは、『ノンバーバル・コミニケーション』
つまり『非言語コミニケーション』と呼ばれるものです。
アメリカの心理学者アルバート・マレービアン博士は、人が他人から受け取る情報(感情や態度)に割合について、
次のような実験結果を発表しています。
◎顔の表情 55%
◎声の質 テンポ 大きさ 38%
◎話しの内容 7%
話す内容は、たった7%に過ぎないのです。
残りの93%は、顔の表情や声の質ということです。 実際には、身だしなみや仕草も大きく影響するでしょう。
ついついコミニケーションの主役は言葉だと思われがちですが、
それは大間違いだ!という事です。
面白いデーターがあります。
動物学者のデズモンド・モリスは、「マン・ウォッチング」の中で
動作の信頼尺度を作っています。
他人から受け取る情報の中で、一番嘘をいわないのは何か?
というものです。
モリス氏によると、人間の動作を信頼できる順にならべると次のように。
①自律神経信号
②下肢信号
③体幹(胴体)信号
④見分けられない手振り
⑤見分けられる手のジェスチャー
⑥表情
⑦言語
①の自立神経信号というのは、緊張して動悸が激しくなったり、汗をかいたりすること。
実際、様々な現場でもこれは利用されています。
で、最も信頼できない情報が言語・・・・とされています。
では、どうすれば良いのでしょう?
だからこそ、ノンバーバル・コミニケーションなのです。
次は、具体的なノンバーバル・コミニケーションの事例と
その効果についてお話しします。
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