前回のブログでは、
「商品」を「明確に意識して決定する」ことが大切!ということを書きました。
少し矛盾するかもしれませんが、ビジネスの世界では
『商品3分に売り7分』と言う言葉があります。
商品が大事ではない、という訳ではないのですが、
どこで、誰に、どのようにして販売していくか!というエリア戦略と客層、営業、顧客対策の方が一層大切なのです。
商品を販売する場合、マーケットが多いほうが良い、
関東ならやっぱり東京、関西なら大阪、いや全国対象・・・と結構皆さんが思いがちです。
ちなみに弊社の周りにも、様々なビジネスを学んでいる経営者は多いのですが、
その経営学やマーケティングのほとんどがアメリカからのものです。
ただエリア戦略は事情が異なります。
国土は25倍以上違い、移民などの国民の多様性に加え、日本独特の地域性もあり、
緻密に対応しないと上手くいきにくいのです。
実際、アメリカの経営学やマーケティングの中には細かいエリア戦略がほとんど見当たりません。
それ以外に、シンプルに考えると、
お客様が多い地域というのは、逆の視点から見ると競争相手も多いということです。
規模の小さい、社員が10人以下程度の会社では、
大きな市場では不利になりがちです。
ある意味、小さな都市(エリア)でシェアNO.1を目指すことが
生き残る手段の一つともいえるでしょう。
こういった視点でエリア戦略を考えると、こんな事が考えられます。
・都会の3番手より田舎でトップを目指す
・営業エリアは狭くする
・競争相手のいないところを探す
柔よく剛を制す、小が大に勝つ、など聞こえは良いですが、
実際のところ、誰もができる事ではありません。
競争条件が不利ならば、不利でも勝てるところを探すのです。
不利な条件でいかに勝つことができるか、これが生き残ることのできるコツ!
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