前回、『良い人』は育てましょう!というお話しをしました。
人材不足はあらゆる企業で大きな問題になっていますが、
ある意味、切実ながらも贅沢な悩みでもあるのです。
何故なら、人手不足はその企業が成長していることに他ならないからです。
一般的に事業スタート時点や売上が下がっている時などは、
さほど人手不足にはなりません。
むしろ売上があがらず、人手も不足しているのであれば
その事業そのものが間違っている可能性が高いと言えます。
ならば見込みのない事業は撤退して、売上が上がっている事業や見込みの高い事業に
人材を割くべきです。
会社が成長しているからこその人手不足。
こういったリーダーは、人手不足を自慢してもいいかもしれません。
何故なら、多くの会社は人手不足になる前の段階で頭を悩ませているのですから。
さて、では人手を補充すれば良いのか?ということですが、
これだけでは本質的な解決になりません。
重要なことは、採用段階である程度、対象者を見極めるということと、
採用後の教育に時間と手間をかけること。
これを続けることで、会社も成長できるのです。
その際、大切なことが『伝え方』。
この『伝え方』次第で、スタッフは高いレベルで自ら考え行動できるようになり、
作業から仕事へと中身が変化します。
その為には、
①価値共有の徹底
②知識の強化
「自分で考える」といっても、「自分勝手に考える」では困りますよね。
原則として、会社やチームの全員が「同じ価値観」を持ち、その「価値観」のもとに行動することで、
お客様に喜ばれる、必要とされる組織・会社となるのです。
だからこそ、社内の「価値観」を全員で共有化することがとても重要となります。
次に、「自分で考える」といっても、「自分で考える力」がなければ考えることさえもできません。
何を考えればいいのか、どう考えればいいのかが分からなければ、
かえってスタッフの「モチベーション」の低下につながることになってしまいます。
だからこそ、「知識」をつけさせることが重要となります。
これは、会社が必ず意識してしなければならない「教育」です。
また、この「知識」、例えば、コンセプト、マネージメントの考え方は常に同じではありません。
時代が変われば、柔軟に変化対応していくことは企業としての責任でもあります。
ですから、『今』の時代にマッチングした、適正な「知識」をつけさせることが大切なのです。
具体的な内容については、事業特性や現場特性などによって変わってまいります。
ただし、人を対象にしたあらゆるサービス業の根本はかわりません。
こういったことを踏まえて、せっかくの採用、教育の機会を
価値あるものにしていくのがリーダーの役割です。
伝え方、教え方について、今一度振り返り
よりよい組織作りをしていきましょう。
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