プリミティブな本能を刺激する! ~ 香の魅力 ~ 2017.07.17

人が持っている感覚というものは色々ありますが、
アリストテレスが分類したといわれる、古来からの分類による5種類、すなわち視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚は、
五感という言葉で広く使われています。

どの感覚もなくてはならないものですが、
今日の主役は「嗅覚」。

いわゆる「におい」や「香」の感覚です。

嗅覚は視覚や聴覚に比べると、記憶を呼び起こす作用が強いとされています。
実際、香りで呼び起こされる記憶は意外にあるもので、時には心地良ささえ感じます。

それだけに、香りは五感の中でも最もプリミティブな感覚といわれ、
意識、無意識に関わらず、私達の感覚の中で大きな要素を占めています。

マーケティングの現場では、この「香」が様々な用途で用いられています。
昔からあるものだと、「鰻のかば焼き」や「焼き鳥」でしょうか。

香ばしい鰻や焼き鳥があぶられる香は、どうにも食欲がそそられ
ついついお店に入ってしまう・・・江戸時代からこの手法は大いに使われていました。

何かを刺激する、という以外にはリラックス効果という点で
ホテルなど宿泊施設ではよく用いられています。

有名なものだと、帝国ホテルの大阪では
開業以来、インペリアルフレングランスとして「桜」をテーマにした香が
ロビーやチャペルでほのかな香りを漂わせています。

食の世界では、嗅覚がもっとも求められます。
何故ならば、鼻をつまんで食べ物を食べて見てください。

ほとんど、「味」などわからなくなってしまいます。

お刺身やお寿司を食べる際に、よく食べる順番が話題になりますが、
白身の魚を先に食べるというのも、この香が関係しています。

マグロなどにはない、香りの清冽さが白身魚の魅力なのですが、
最初に頂いたほうが、より明確に繊細な味を楽しむことができるのです。

少し変わったところでは、この本能ともいえる「香」を主題にした
ロングセラーの作品があります。

『 Das Parfum – Die Geschichte eines Mörders (香水 ある人殺しの物語) 』


18世紀のフランスを舞台に、超人的な嗅覚を持って生まれた主人公の生涯を描いた作品で、
ドイツの作家Patrick Süskind氏の初の小説作品。ドイツ国内ではベストセラーリストに316週連続で載り続ける記録を打ち立てたほか、46カ国語に翻訳され全世界で1500万部を売り上げるベストセラーとなり、1987年度世界幻想文学大賞受賞、映画化もされました。

ちょっと特殊な小説ですが、不思議な魅力があるのも事実で、
嗅覚という人の本能的な感覚を見事に描いています。

販促においても、リーフレットに香をつけたりと様々な工夫がされています。

最も本能的ともいえる感覚だけに、
応用できるマーケットは他にもたくさんありそうですね。

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