現状維持は衰退でしかない!
というのは、マネージャー職をはじめ経営に携わる人は
一度は耳にした言葉かと思います。
その中で、イノベーション(innobation)という言葉もあらゆる業種業態で使われていますが、
ある意味で、Someshing newと同じであり、ドイツ語のEtwas neuesと同じだと思っています。
ハインリッヒ・オットー・ヴィーラント教授(1877-1957年)は、ドイツの化学者で
ミュンヘン大学の教授で、1927年に胆汁酸の研究でノーベル化学賞を受賞した人で、
物事の前例にとらわれることなく、常に新しい考えを切り開く人だったそうです。
実際、大学でも会う人ごとに、『 Etwas neues?』つまり「何か新しい事に挑戦していますか?」と声をかけていたそうです。
個人事業やオーナー企業にはよくあることですが、
一定規模以上の組織の中で、いわゆるサラリーマンになると、減点主義というか失敗しないで
いかにうまく立ち回るかを考えがちな風土は実際に多いようです。
ただ、これでは「臭いものに蓋をする」ことも含め、
組織自体の発展もさることながら、個人の成長も見込みにくいのが現状です。
実際には難しいのですが、
きちんと考えて挑戦することは、上司や経営者が責任を取る!というのが理想です。
失敗を恐れず挑戦し、もし駄目だったとしても責任を問われないのであれば挑戦しようという気持ちもできます。
ただこういった場合、何もしないと評価はされません。
冒頭で述べた、現状維持は衰退と同じ!ということです。
そういった意味では、『 Etwas neues 』には、会社や組織においては、二つの解釈があるように思えるのです。
一つは、「挑戦しても良いですよ」という上司から部下に与える場合。
もう一つは、「常に挑戦しつづけています!」という部下から上司への意志表示。
この二つがきちんとした知性と教養のもとに、
目標に向かって明確な過程を踏まえることが出来ていれば、とても素敵な組織になるはずです。
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