モチベーションの勘違い | 株式会社然|食の専門コンサルティング
モチベーションの勘違い 2017.11.06

紅葉も各地ではじまり、ようやく季節が変わったと実感できるようになりました。
豊穣の秋ならぬ、美味しいものがたくさん出てきて嬉しい季節です♪

さて様々な会社にお伺いしていると秋という季節の変わり目は、
1年の終わりを微妙に意識し始めるタイミングで、年初に始めたことがマンネリ化し、
気温の低下も重なって、仕事への意欲、つまり「モチベーション」が下がりやすい時期のようです。

そこで気になったのが、
若手の「モチベーションをしっかりあげて取り組みますっ!!」という姿勢。

これ、実は逆効果で、大体がやる気だけが空回りして、かえってモチベーションが下がることが多いのです。

現実は・・・・

『モチベーションをアゲルことなどできません』

創業して数年のベンチャー企業などにおいても、
「会社がモチベーションを上げれば、社員も会社への貢献してくれやすくなるだろう!」という勘違いをすることが多いですが、
こういったモチベーションの概念は必要ありません。

ちょっと考えてみてください。
医師が、「モチベーションが低かったので、処方を誤ってしまいました」と答えたら
皆さんはどう思いますか?
警察官が、「モチベーションが低かったので、犯人を捕まえられませんでした」と会見をしたら、どうでしょう?

実際にはあり得ないことですし、もし起こったとしたらそれこそ大問題です。

これは、どんな仕事においても同じです。

とは言っても・・・ということはあるでしょう。
部下が、「状態」や「結果」を誤解している際に、周囲や上司が期待しているものとの齟齬が発生します。

業種業態なく効果が見られるのは、上司が「状態」と「結果」を正しく部下に認識させてあげることです。

「状態」というのは、各個人がどういう立場の存在で、誰からの評価を得ないといけない存在なのかという認識。
「結果」というのは、何をいつまでに完了しなければならないのか、どのような責任があるのかという認識。

この擦り合わせが明確に出来ると、確実に成果はあがりますし、
成果が上がると、成長感や達成感がさらなる飛躍へとつながります。

モチベーションはアゲルものではなく、上がるものです。

米アップルの創業者 スティーブ・ジョブズ氏が良く使っていたのが魔法の呪文。
「宇宙に衝撃を与える」という言葉。
そのくらいインパクトがある製品を生み出す!という意味です。

目の前にあるものを、もっと面白く!、もっと楽しく良くしたい!というように考えれば、
前向きな意欲は自然と芽生えてくるものです。

「おもしろき こともなき世に おもしろく すみなすものは 心なりけり」

 

 

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