売れる為の工夫とは? | 株式会社然|食の専門コンサルティング
売れる為の工夫とは? 2018.11.01

ビジネスを成立させることは、商品が売れること。
つまり消費者から支持を得られることに他なりません。

ただ支持されるにしても、その内容が大切です。
内容次第で、支持のされ方も変わってくるからです。

情報や商品は、私達の身の回りにあふれかえり、
お客様を見据えた付加価値を造らなければ、選んでもらえなくなりました。

ということで、再度、
「選んでもらうため」に、価値を高めるということを見直したいと思います。

今回は、価値を高める一般的な方法の中から2つに絞って考えていきましょう。

①ターゲット

  クライントの方とお話をしていて、たまにあるのですが、
  汎用性のある消費物であればあるほど、ターゲットが絞れていないケースが多いようです。

  大企業でさえ、ターゲティングの絞り込みは当たり前に行われている状況で、
  中小企業にとってターゲットを絞らないと生き残ることは難しいでしょう。

  日本中の人がお客様だ!ということでは成功しません。

   あなたのお客様は誰なのか?
   お客様の顔が見えているのか?


  

  お客様を選ばなければ、お客様からも選んでもらえません。
  誰かもわからず、顔が見えない人にものを売ることができますか?

  コーヒーを嫌いな人にコーヒーを売ろうとしても意味がないということです。
  コーヒーが苦手な人でも好きになる!というのは一つの手法ですが、コーヒーが好きな人に、
  より自分の店を選んでもらえる理由を明確にしたほうが成立しやすいということです

   どういう人がお客様なのか分かっていれば、お客様が求めている物、欲しがっている物も分かりやすくなります。

   どのような商品が欲しいのか?
   どのようなサービスが喜んでもらえるのか?
  
  根拠を踏まえて想定することで、予測も立てやすくなりますし、
  明確なターゲットに向けて価値を持たせることで、より差別化もできます。
  DMや広告、POP,HPなどの販促物もターゲットを絞ることで反応は大きく変わります。

   この差別化が出来ないから、安易に価格で差をつけようとする傾向が見られます。

   お客様に合っていない言葉や価値が届くはずがないのです。
   同じ商品であったとしても、ターゲットによって伝わる言葉は異なります。

    人は、自分の関心のあることしか注意を向けません。
    あなたのお客様は誰なのか? もう一度ターゲットを絞り込んでみましょう。

②専門性

  百貨店離れが加速していますが、街には専門性の高いお店が増えました。
  どの分野においても、徹底的に専門性を掘り下げると、少々価格が高くても売れるようになります。

  一切値引きなし! すべて定価販売!

   これができればどうですか? 販売する側も購入する側もハッピーですよね。

  弊社のクライアント様がある南青山に、これを実践している店舗があります。
  港区南青山にある「書斎館」。

  万年筆の専門店です。
  世界中の万年筆があり、スタッフもレベルの高い専門知識を持っています。
  私自身、こちらの店舗で過去7年で2本購入しています。
  関西在住ですが、距離を感じさせない専門性の高さとサポートは、他の店で購入しようという気が起きません。

  圧倒的な専門性の高さは、お店や商品を選ぶ理由になります。

  専門性というキーワードで売れている商品は他にも沢山あります。
  醤油ブランドの代名詞ともいえる、湯浅。 
  和歌山県湯浅町にある醤油の老舗ですが、こちらで販売している、湯浅醤油の「カレー専門醤油」。
  カレーライスにかける醤油!ということで、とても人気があります。
  
  いまや各地で造られるようになりましたが、卵掛けごはん専用の醤油はスーパーでも販売されていますが、
  愛知県には卵掛けご飯専用の『卵』という太田商店の「ランニングエッグ」があります。
  こちらはお取り寄せ商品としても人気があります。
  
  専門性の高さは選ばれる理由になるのです。
  あなたのお店はどこまで専門性を高められていますか? 徹底的に専門性を掘り下げてみましょう。

今回は2つご案内しましたが、どちらにも共通していることがあります。
それは、単なる物を売るのではなく、価値を売る!ということです。

この価値の創造は、ターゲットを絞ったり、専門性を高めたり、様々な切り口から
商品の魅せ方、捉えられ方は変わります。

こういった考え方は、歴史を振り返ってみても、
それぞれの時代で工夫がこらされ、ある意味普遍的な手法であり、
その効果も歴史が証明してくれています。

たった2つの事ですが、徹底的に試してみませんか?

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住所:兵庫県芦屋市大原町9-1-806

HP:http://www.justice-j.ne.jp/

問合せ時間 08:30~17:30

【発行者】 ジャスティスプランニング

~ジャスティスプランニングは食事業を中心に        

   あらゆる価値を最大化させるコンサルティングを行っています~

株式会社 然
 コンサルティング事業部 ジャスティスプランニング

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