テイスティングは Profiling !④ 我流のテイスティングは意味がない! 2019.07.16

テイスティングは基本的に主観で行うものですが、
この主観にはそれぞれ個人差(閾値)があることを理解しておくことが大切です。

例えば外観においても個人差(色の識別)はありますが、
特に香りの感じ方の個人差は大きく、味わいに至っては個人の嗜好によってかなり左右されると言って良いでしょう。

  

特にワインやコーヒーにおけるブラインドテイスティングというと、
銘柄当てだと勘違いしている人がとても多いように感じます。

この勘違いが、実はテイスティング能力の向上を大きく阻んでしまっているのです。

テイスティングは銘柄当てが目的なのではありません。
目の前の対象物がどのような場所で育てられ、どのように作られ(製造工程)、
熟成させられたものなのか、そしてどのような個性をもって、今、どのような状態にあるのか。

つまり、テイスティングとは対象物、例えばワインは典型的ですが
プロファイリングするようなものなのです。

銘柄を当てよう!と思うと、ある銘柄が浮かんだ瞬間から、
多くの場合分析的なアプローチはそこでほぼストップしてしまいます。

  

テイスティングとは、自分の感覚と知識をもとに地道な検証していく行為なので、
即断せずに、一つ一つじっくりと積み上げていくことが大切です。

プロフェッショナルなテイスティング能力をマスターしたいのであれば、
「味わいを語る表現者」や「鋭い味覚や記憶力をもつ」といったことは考えずに、
分析と結果を真摯に受け止める、科学者的なスタンスを保つべきです。

テイスティングとは、特にワインを例にあげるのであれば、
ワインの過去と現在を理解し、未来を予測することであれ、これこそが最も重要なポイントなのです。

   

また個人の趣味であるならば別ですが、プロとしてテイスティングを行うのであれば、
客観性を持つことはとても大切です。

客観性のあるティスティングを身に付ける事は、お客様(消費者)から信頼・信用を得る事につながります。
お客様へ勧める際に用いたコメントに対して、お客様からも「その通りですね!」と同意を頂けたのであれば、
それはお客様から認められたこと、すなわち「信用・信頼」につながります。

この客観性を持つために、他の批評に耳を傾け、自分との感じ方の違いを感じ取り、
それらを理解し、違いを考慮した上で修正を図るトレーニングの繰り返しが大切なのです。

天才でない限り、我流のテイスティングでは限界があり、
プロとしては通用しないということを理解してください。

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