アリアドネの糸 2020.05.01

世界には様々な童話や神話がありますが、
とりわけ世界中で愛されているものと言えば、「ギリシャ神話」でしょう。

古代ギリシア市民の教養であり、さらに古代地中海世界の共通知識でもありましたが、
現代では、世界的に広く知られていて、ギリシャの小学校ではギリシャ人にとって欠かせない教養として、
歴史教科の一つにもなっています。



また欧州における教養の一つとして、シェイクスピアにならぶ傑作として挙げられるのは、
紀元前9世紀または8世紀頃に属すると考えられるホメーロスの二大叙事詩『イーリアス』と『オデュッセイア』。

これらは口承形式の神話の頂点に位置する傑作とされ、現代はもちろん、ルネサンス期、近世、近代の思想や芸術にとっては、
あらゆる表現の源泉でもあったのです。

さて、そんなギリシャ神話から一つのお話を。


『 アリアドネの糸 』



昔々、あるところにミノタウロスという
怪物が潜む迷宮がありました。

ミノタウロスには、毎年七人の少女と七人の少年を生け贄に差し出さなければならず、
それはアテネから送られていました・・・・

数々の勇者が怪物を倒しにその迷宮に入っていったのですが、
誰一人として戻ってくるものはいませんでした。

あるとき、勇者テルセウスが生贄に紛れ込み、
このミノタウロス退治に挑もうとしたとき、

テルセウスに思いを寄せる娘アリアドネが
「糸玉の先を迷宮の入り口に結びつけ、もし迷宮で迷ったら、この糸をたどって戻ってきてください。」と彼に大きな糸玉を渡しました。

見事、怪物を倒したテルセウスはこの糸のおかげで無事に帰ってくることができたのでした。

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問題解決の糸口を探す、と言いますが、糸口とは絡まった糸をほぐす時の、糸の先端のことです。
これを見つけないとほぐすことが出来ないということに由来する言葉です。

ビジネスにおいても、日々様々な課題や問題が起こります。
その際起こった問題、「点」に囚われすぎると本来の原因を見失いがちです。
結果、問題解決の方法であるはずの対処方法さえ間違ったものになってしまいます。

このように、本来の目的を見失ってしまう対処療法は、
現在の政治判断や社会問題でも多々見受けられます。

迷った時、分からななくなった時は、
最初に立ちかえり、もう一度考えを見直す事が早期解決につながります。

ロジカルシンキングやプロファイリングも、この原点を踏まえた過程を
どのように捉えることが出来るかがとても大切です。

思考の迷宮に惑わされないよう、
常に原点に立ち返ることを意識しましょう。
古典は、様々なな形で私達に示唆してくれています。



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