街に出かけても、テレビを見ていいても、ネットを見ていても、
商品など情報が多すぎて選べない、ということはありませんか?
商品のクオリティも、極端に悪いというものが少なくなり、
何が良いのかわかならくなったということもあります。
実際、天文学的な量の情報が生み出されている現代において、
私達がすべては把握することは不可能です。
今、この瞬間も私達の知らないところで、膨大な情報が生み出されているのです。
これをビジネス視点でとらえるとどうでしょうか?
ビジネスは商品や情報を提供する側と、それらを受け取る消費者、
いわゆる需要と供給の関係で成り立っています。
消費者側にとっては、選択可能な対象が増えたということ。
企業側にとっては、選択してもらえる事が難しくなったということ。
差別化といっても、商品のクオリティラインはかなり高くなり、
よほどの高価格帯でない限り、大きな差別化を分かりやすく出すことは難しくなってきました。
こうなると、消費者側にとっても選ぶ基準が明確ではなくなってしまいます。
ですから、情報を整理して消費者側に提供することが必要になってくるのです。
一般的に、情報収集することの大切さは誰もが理解していることでしょう。
新聞を読む、ニュースサイトをチェックする、雑誌やテレビを見る・・・
当然、とても大切なことです。
でも、それ以上に大切なことは「情報編集能力」です。
知識や経験を含めた情報は、直接的なものはもちろん間接的な活用も可能です。
知識や経験を含めた、直接的な情報は、
それらに知見のない人にとってはあまり意味がありません。
ですから、同じような商品が溢れる中で、
選んでもらえる可能性をあげるために、個性に加えて、
普遍性のある、多様性のある形に編集しなおして伝えることが必要になってくるのです。
例えば、弊社にはJSA(日本ソムリエ協会)の有資格者が複数いますが、
ワインの味わいをお客様に伝える際、そのイメージを文学や音楽、絵画などに置き換えてお伝えすることが良くあります。
実際、食文化の世界において、料理や飲料の知識はもちろん、
文学や音楽、絵画、歴史、演劇、映画、建築、服飾などの知識がなければ対応できないことも多々あるのです。
海外の要人を迎える席においては、宗教や歴史的背景などの知識も必須になってきます。
ようは、持っている知識や情報を駆使して、相手に対して適切な内容で対応することが何より大切なのです。
弊社では、土壌物理学や植物生理学を使って農家の方々をサポートすることがありますが。
この過程における論理的思考は、コンサルティング事業や貿易事業でも、基本は全く同じです。
私の場合、舞台や映画のセリフを聞いていても、舞台や映画そのものは楽しみながら、
仕事に置き換えると?といったような思考は常に持っています。
アンテナを張り巡らし、情報収集を行い、
ロジカルシンキングとラテラルシンキングを組み合わせ、思考を縦横無尽に使いこなす事で、
より楽しみながら、幅広い対応力を身に着ける意識を持ちましょう。
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【発行者】 ジャスティスプランニング
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株式会社 然
コンサルティング事業部 ジャスティスプランニング
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