そもそも「本質」とは何でしょうか?
一般的には、抽象概念を表すもので、ビジネスの世界では様々な意味で使われているかと思います。
最も多く使われてる説明としては、物事の根幹をなす不変的な「真理」部分といったものでしょうか。
変化しうる表面的なものとは異なるということです。
さて、本質が見えない、話せないというのは、物事の核心部分を探求せず、表面的なことばかりを見る、話す、という意味でお話しをしています。
似たような表現だと、理解が浅いもほぼ同じです。
ようは、仕事で必要になる事柄を深く理解しようとせず、表面的なことしか見ようとしない特性の事です。
物事の本質に言及できず、理解が浅い人は、ビジネスの重要な局面で間違った判断を下す可能性が非常に高くなります。
特にリーダーや責任者クラスのポジションである場合は、結果が出ないまま現場が疲弊することにもなります。
当然の事ですが、スタッフや部下への指示が、本質から外れた内容となってしまうからです。
どのような組織においても、課題、問題解決すべきことは多々あるかと思いますが、
大切な事は、本当の課題を見つけることです。
ですから仕事を進める際は、表面的なことで判断せず、その根本に存在する本当の課題を探すべきです。
その為に有益な基本的なフレームワークとして、「Why」ツールや「How」ツールがあります。
課題、問題であると判断した対象にたいして、「それは何故課題なのか?」(Why)といった問いかけを5回程度掘り下げて繰り返すことで、違っている場合は矛盾が生じてきます。
また対策を探す時には、「その課題は、どのようにすれば解決できるのか?」How に対して、複数の対策を書きだし、
更に掘り下げる、もしくは「それは何故対策になるのか?」と問いかけなおすことでも検証が可能です。
結局のところ、本質は一生懸命に探究しないかぎり、見えてこないものです。
ですから、普段から呼吸をするように、あらゆることに対して「何故? 「どのようにすれば解決できる?」といった
問いかけを徹底してトレーニングを積むことです。
結果、限られた時間でもさほど間違いのない本質にたどりつくことが可能になってくるのです。
そして常に意識した方がよい事として、より詳しく説明すると、下記6つの項目はとても効果的です。
- 目標を明確化する(数値化)
- 関連する情報を幅広く収集する
- 目標達成するための手段を、具体的に書き出す。
- 手段に矛盾がないかどうか、批判的に考える
- 本当に必要なものか徹底的に検証する
- 直接関係のない新しい分野、物事に興味を持つ
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