私達が日常的に使っている「言葉」。
当たり前のように、あらゆるコミニケーションの基盤になっています。
ですが、きちんと使いこなせているでしょうか?
伝えているつもりだったのだけど・・・伝わっていなかった! というような事に遭遇したことはありませんか?
『伝わる言葉』を知っているかどうか、使っているかどうかで、
店舗や企業の業績は大きく変わります。
誰しもがプライベートはもちろん、仕事においても対面や電話、メールやSNSなど、
何かしらの「言葉」を駆使しているはずです。
そして、この「言葉」は原価がゼロ。
にも関わらず、この『伝わる言葉』であるかどうかで、実際売上に大きく影響しています。
スーパーやホームセンターに行くと、売れている商品には共通点があります。
例えば、コロナ禍になってから家庭菜園に関する商材は右肩上がりを継続していますが、
販促の方法も様々です。
あるお店では、「夏野菜の苗特集!」というキャッチコピー。
一方、あるお店では「摘みたて野菜で料理が楽しくなる!夏野菜を簡単に育てちゃおう♪」
どちらが伝わる言葉になっているでしょうか?
実際、当然の事ながら後者のホームセンターでの果菜類苗の売り上げは前年対比で200%超えを達成しています。
つまり、伝わる言葉というのは、お客様との対話が成立しているかどうかということです。
イメジが浮かび上がるような共感・共有を創出するために、いかに言葉、「伝わる言葉」で表現するかが大切です。
「それいいなぁ」とか、「ああ、そうそう」とか、相手にそういう気持ちを感じてもらうために
言葉を使っていかに表現するか? ということです。
コトバは互いが認識しあう、共通意識の表現です。
だからこそ、小売店でも飲食店でも会計事務所でも、顧客との間の共通言語、共有できる「伝わる言葉」を
使っていかなければならないということです。
一方的に業界の専門用語や自分達にとっての事実のみを話して、
それらが相手に共有されていなかったら、全く意味がありません。
話す言葉で、きちんと「伝わる言葉」になっている場合には、
それが書き言葉でも、ちょっとした工夫で伝わりやすくなります。
例えば、「伝わる言葉の推進!」と書くよりも、
「伝わる言葉を意識してみましょう!」と書いた方が一方的ではなく対話的に、伝わりやすくなっていませんか?
これは、相手の事を考えているからです。
そもそも、対話は相手がいないと成り立ちませんよね?
でも、多くのポップや案内は一方的な「伝わらない言葉」になっていることが多いのです。
ですから、冒頭で事例を挙げましたが、「売れる言葉」はすなわり「伝わる言葉」「対話」になっていることが多いのです。
これは書類や資料の作成においても応用できます。
何か企画書を考える際に、また店頭ポップなどを作る際は、
伝える相手を思い浮かべて、伝わる言葉、話言葉で考えてみましょう。
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