Raison d’etre 仕事は存在意義になるだろうか? 生きている証 | 株式会社然|食の専門コンサルティング
Raison d’etre 仕事は存在意義になるだろうか? 生きている証 2022.10.01

学生時代の恩師の言葉として心に残っているものがあります。
『自己の存在を自覚し、人間として生きた証を残して人生を終われ』

当時13歳の頃、自己の存在はともかく、人間として生きた証とは何だろう?と悩んだものです。
寮生活では中学1年生から高校3年生までが一緒に過ごすのですが、当然先輩からの影響は多大です。
中学になったばかりの私に、プラトンやヘーゲル、キルケゴールやサルトルの実存主義など話をされても、
全く解りませんでした。それでも先輩のいうことですから背伸びをして読み漁ったものの、当時は理解できませんでした💦



さて人が生きていく上で、「仕事」は欠かせないものの一つですが、
「仕事」とは一体何なのでしょう?

実際、「仕事」という定義をどうするかという、そもそもの問題もあります。
仕事を「職業」と考えるか、それとも自分以外の人のために貢献する行為を「仕事」とするのか?

何故なら、金銭的な報酬がない専業主婦の方々の家事も含めて、日常に行われている事は沢山あります。
「誰かのために、世の中のために、自分の出来る事を提供する」
このように定義するのなら、人生は「仕事」ともいえるでしょう。



一方、スキーの師にこんなことを言われました。
「仕事は100%全力でやっちゃいけないよ。遊びは100%全力で構わないけど」

スキーの師ではありますが、20代の頃に生きていく指針を色々と教えて頂きました。
この言葉の理解にも随分悩みました。結論は、どちらも全力でする。

ただ仕事は納得できなことも多く、起業することになりましたが、
今はある程度、正しく理解出来ているように思います。

結局のところは、好きな事、夢中になれる事は何なのかを考えて、
徹底的に100%全力で取り組んで、それを仕事にしてしまえばいいんです。

好きな事は、あまり苦になりません。
休みがなくても、遅くまで取り組んでいても、さほど苦痛ではないのです。
もちろん家族がいれば、そこまで仕事に取り組むことは難しいかもしれません。

それでも、仕事=趣味であれば、日々楽しく過ごせる時間は多くなると思います。
もちろん経営するには、税の知識や法令、日々の事務処理や数値管理など苦手だと思うものもあるでしょう。
ただこれらは、どんなジャンルにおいても最低限は必要です。
それ以上の事は、アウトソーシングすれば良いことです。

「そんな事を言っても誰かに頼む余裕なんてない!」と方も結構いらっしゃいますが、
お問合せ頂ければ、きちんとご対応させて頂きます。 ほとんどが同じ理由でいらっしゃるので。



スキーの師からは、こんなことも言われました。
「山は頂上に登らないと、全ての景色は見えないでしょう?だから何事も頂上を目指して取り組むのが一番。
 頂上からの景色が理解できれば、裾野に応用するのはさほど難しくないよ?」

生きた証を残せるかどうかは分かりませんが、
日々充実して仕事に取組み、色々な問題もあるけれど、楽しく過ごせています。

同じ人生を過ごすのであれば、仕事もプライベートも
全力で楽しく取り組める工夫をしてみてはいかがでしょう。



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【発行者】 ジャスティスプランニング

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