知らない事は罪である ~仕事の本質と向き合う為に | 株式会社然|食の専門コンサルティング
知らない事は罪である ~仕事の本質と向き合う為に 2023.08.08

暑い真夏日が続きますね。
「この暑さは異常だ!」という会話を毎年しているように思いますが、
温暖化は、実際に私達が知らされている以上に進んでいるようです。

さて、コロナ禍が一定の収束をみせ、働き方やビジネスの内容がずいぶんと変化しました。
そんな中で、これからの時代のビジネスの在り方をお問合せ頂く中、中々話がかみ合わないケースが多々あります。

日本は長く「ものづくりの国」として評価されてきましたが、既にモノは飽和状態。
過去にどれだけ売れたとしても、もはや単なるスペックでは通用せず、ニーズに叶った付加価値を高め、
その魅力を消費者に伝えられなければ、ビジネスは成立しません。

具体的には、例えば
「誰に対して、何を感じてもらい、この商品を手に取ってもらいたいのか?」を突き詰めたコンセプトが必要になります。
このコンセプトを考えることが仕事の大半と言えるでしょう。

よく、「まだ経験不足だから」 「引き出しが少ない物で」といった言い訳?をする方が散見されますが、
これは経験の多寡ではありません。
事あるごとに、「何を思うか」 「何を感じるか」といった、意識(感想)の持ち方と持つ量がどうなのか!ということにつきます。

本来、ふと意識すれば気になることは日常の中でも沢山あるはずです。
新聞もそうですが、同じ記事を読んでも捉え方によって、これほど違うのか!と思うことが多々あります。

小さな変化が、どんな風に時代の変化とリンクしているのか。
何故、今、ソレが普及して(売れて)いるのか?
バイヤーの仕入れスタイルが少し変わったが、理由は何故?
吊り広告、CM、雑誌、ショーウィンドーなど、日々変化は身近にあることでしょう。

ビジネスや人生に役立つヒントは、いつでも私達の目の前にあるのです。



気をつけなくてはいけないことは、「意識(感想)の持ち方」です。
あるミーティングを取引先と行った際に、営業グループで今後の対応を話し合っていた時の事です。

A:「先方の○○さんは、企画にも乗り気でしたし、すぐに試作品を送って欲しいと言っていましたね!感じの良い方でした。」

B:「先方の○○さんと、□□さんはご親戚という事でしたが、話の捉え方が全く異なりますね。
  ○○さんは調子は良いものの、表面的な意見だけで、弊社の商品に対して掘り下げた意見は全くありませんでした。
  少し今後のやり取りを注意深くした方がよさそうです。」

今回、「感想の持ち方」と言っているのは、Bさんのような感想です。
Aさんの感想は見たまま、感じたままを言葉にしただけに過ぎません。

引き出しを広げたい、新しい視点を身に着けたいという理由で、交流会や読書にいそしむ人もいますが、
そんな事で視野を広げたり、新しい視点は身につくものではありません。

それよりも、今ある些細な全てに「意識(感想)」を持てるかどうか!
今目の前にあるものに細やかな意識(感想)を持てない人が、新しいもの、人に出会ったからといって気づきや感想を持てるわけがありません。 それどころか、家庭や日常業務においても見えない、気づかない行き違いやミス、トラブルが発生することでしょう。

社会における健全で発展性のある日々を創造する、この点において感受性、感想を持てない経験など全く無意味ともいえます。



この「意識(感想)」の第一段階においては、自分のものの受け止め方の特徴(個性・性癖)
が出るということを理解しておくことも大切です。

人はそれぞれ、この感覚は異なっていて当然ともいえます。
ただし、ここから意識(感想)の内容を広げていくことがビジネスにつながります。

例えば、「自分の意識(感想)は、他者の存在を考えたときにはどのように変化するのか」という思考の誘導を行い。
この新たな思考の誘導における意識(感想)をさらに多く導き出すのです。
この手順によって、単なる主観的な意識(感想)は、客観性を伴う意見(提案)へと変化していきます。

このような基盤をつくる為には、普段からあらゆる事に細やかな意識(感想)を持つことはもちろんですが、
「小さな」「細かい」箇所に注意深く目を向け、こだわることです。

メッセージの「句読点」ひとつにも、言葉遣い、言葉選びにも
相手の本音がくっきり表れ、やり取りの本質が宿ります。そして、それは相手にも伝わるということです。

相手の表情やしぐさを観察することはもちろん大切ですが、表に出ている情報のみを漫然と見ているだけの人は、
大体誤解をしています。
「言葉」「しぐさ」という小さな一見地味に見えるものを疎かにしてはいけません。



仕事の結果、例えば予算設定などにおいても、「設定」を細かく丁寧にすればするほど、
その内容の質は飛躍的にあがります。いわゆる単純に売上の数値にこだわるのではなく、「過程を伴う結果」を求め続ける限り、
それは「学び」を伴う成長となるのです。

その根幹となるのが、どんな時でも「何故」?を考えることでしょう。
全てのことに、「理由」があるべきですし、そもそも世の中に理由のないものなど存在しません。
この「何故?」を考える事で、理由が明確化し、結果もその過程もすべて左右するのです。

よく、「知らなかった」「そんなつもりではなかった」という言い訳を耳にすることがありますが、
「知らない」事は罪ですし、「そんなつもりではなかった」で済まされるものではありません。

「知らない事」は罪である、というモノサシを自分の中に持つことで、人は謙虚になれます。
知識がないまま何かを言ったり取り組んだりすることに「恐れ」を抱くからです。

多くの人が、自分の物差しの中で思考をすすめ、ある意味での傲慢、無神経な状態になっています。

常に、「何故?」を考えることで、ほとんどの問題が解決できると言っても良いでしょう。
仕事の本質に向き合う前に、日常の些細な事に目を向け、疑問を持ち、「思考」を育てることを意識しましょう。

「知らなかった」 「そんなつもりではなかった」・・・
現実の仕事において、こんな事は結果として通用しないのです。

常に疑問(何故?)を持ちながら、細やかな意識をもつことが、
仕事の本質はもちろん、人として社会コミニケーションを構築する基盤となるのです。



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