未来への現実 | 株式会社然|食の専門コンサルティング
未来への現実 2012.05.25

「未来を語る前に、今の現実を知らなければならない。
現実からしかスタートできないからである」

P・F・ドラッカー氏の「変革の哲学」からの言葉です。

ご相談を受ける中で話を進めていくと、これもやってもいたい、あれもしてみたい、・・・
改善というものを前に希望や期待といったものが、大きく膨らむことが多々あります。

決して悪いことではないのですが、冒頭に記載した、現状に記載した、現状がしっかりと把握できていなければ、失敗する可能性が高くなることもあるのです。

自分たちの置かれている立地、状況、競合、強みなどを把握しないまま、
全く可能性の異なる部分で行動しても、意味がないのです。

他にも、何か改善しないとマズイのだけれど、何をして良いかわからない・・・
といったケースも多くあります。

「何をしていいか分からない」というのも、現実をきちんと捉えきれていない証拠です。
現実の問題点、課題が見えている人は、手段や方法に迷ったとしても、それを改善するために何をすればいいかが明確になります。

販促や企画も同じです。
販促や企画も明確な目的と根拠を踏まえ、問題(集客)を解決するためにやるべきです。
もし、単なる思いつきで販促をやっても何の成果も上げられないでしょうし、また、成果が出ないから「販促なんてやっても仕方ない」と思ってしまいます。

何のために、どういった理由で、目標は。

こういったことがコンセプトに応じて、一貫性があるかどうかということも含め、
明確になっていないと、結果が運よく成功しても失敗しても後に続きません。

そうなると、「何もしない」ということになりどんどん売上も低下していくでしょう。

まずは、自分たちの現状、力量といったものを正確に把握することが大切です。
そのうえで、コンセプトに沿った明確な戦略を立てること。

そして課題がはっきりすれば、それを解決するための行動を実施すればいいのです。

目指すゴールはあっても、そこまでの道筋は一つではありません。
経過によっては、修正を繰り返すことでゴールを目指すのです。

今の現実を知って行動する!
これは業種業態にかかわらず、仕事に携わる上で普遍的に有用な方法です。

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