それ将は国の輔なり。輔周なれば、則ち国必ず強く、輔隙(げき)あれば、則ち必ず弱し。故に君の軍に疾(うれ)うる所以(ゆえん)のものに、三あり。軍の以って進むべからざるを知らずして、これに進めと謂い、軍の以って退くべからざるを知らずして、これに退けと謂う。これを軍を縻(び)すと謂う。三軍のことを知らずして三軍の政を同じくすれば、則ち軍士惑う。三軍の権を知らずして三軍の任を同じくすれば、則ち軍士疑う。三軍すでに惑い且つ疑わば、則ち諸侯の難至る。これを軍を乱し勝を引くと謂う~
かの有名な孫子の兵法 謀攻篇よりの抜粋です。
コンサルティングを行っていて、さほど吃驚しなくなった事の一つとして、
「改善したい!」とおしゃってこられる会社に限って、いざ改革にとりかかろうとすると、実は改革を望まない・・・といったケースがあります。
そして、最近もあったのですが
個性を尊重して、現場は現場に任せる!というトップの方に限って
現場に介入したがるケースが見受けられます。
そして、その内容は冒頭の通り。
歴史は繰り返すと言いますが、なぜ?と思うのは私だけでしょうか?
ハードのポテンシャルもあり、可能性はあるにも関わらず、
過去の成功事例に拘り、他施設の事例にこだわり、戦略どころか
SWOT分析の時点で、こだわりを暴走させてしまいました。
ハードはしっかりしたホテルだけに、とても残念でしたが
コンサルティング半ばにして、丁重に辞退することになりました。
コンサルティングは、基本として望まれる方向の中で
最大限の結果を出すことだと認識しています。
しかし、あきらかに結果がでないであろうと分析する中で、
お手伝いを続けることはできないのです。
いまだコンサルティングは、「結果に関係なく料金をとられる」といった
認識をされることも多いのですが、少なくともジャスティスプランニングは
サービス業の発展を心から願って、日々取り組んでいます。
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