私達の身の回りには、何かしら「音」が存在しています。
この「音」については、面白い本があります。
芥川龍之介の三男に生まれ、日本の現代音楽を確立した一人です。
彼の音楽は、クラッシック音楽に留まらず、CMソングや学校の校歌など
幅広いジャンルで親しまれました。
校歌はかなりの数にのぼり、関西では京都府立洛北高等学校、北稜高等学校、京都府立大学、大阪産業大学などの校歌は、芥川也寸志氏の作品です。
さて、この「音楽の基礎」という本ですが、いたずらに難解な用語をもてあそぶこともなく、
また抽象的、感覚的な語彙で空疎なレトリックを並べ立てることもなく、具体的な
例をあげながらわかりやすく書かれています。
面白いのは、音楽を専門にしている人にも参考になる内容にあふれている点です。
特に「静寂」について書かれている章は、ビジネスにも深く関係する内容でした。
皆様のお店や事業の中には、BGMをかけていることもあるかと思います。
それは、お店の雰囲気作りであったり、スタッフ用であったり様々でしょう。
ここで大切な事は、「目的にあった音楽を流しているか」ということ。
デザインも含めたコンセプトにあった音楽なのか?
季節にあった音楽なのか?
時間帯に、天気に・・・あった音楽なのか?
生産性を上げる効果がある音楽なのか?
・・・・・・
音の効果は、各ジャンルで実証されています。
胎教をはじめ、テレビやラジオのCMは勿論ですが、少しかわったところでは、
ワインの熟成庫にバッハなどのクラシック音楽を流したり、
野菜の育成にモーツァルトを流したりしているところもあります。
スペインのあるワイナリーでは、バッハを流すのと流さないでは
熟成の仕上がりに大きな差がでたそうです。
(バッハを流したワインは、とてもエレガントな味わいになったそうです)
実際、私達自身も気分によって聴きたい音楽や、逆にうるさく感じる音楽など
状況によって自然に「音」を選んでいます。
これを上手に使えば、「集客」や「販売」という部分にも
大きな影響をもたらすことができるのです。
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