ご質問や問合せを頂いておりますが、現在、少しご返事が遅くなっております。
1週間以内には、必ずご連絡を差し上げておりますので、
どうぞご理解頂ければと思います。
さて、寄せられるご質問を拝見しておりますと、
「そちら(ジャスティスプランニング)に行って、話をしたいのですが・・・」
という内容が複数ありました。
弊社の主義として、「徹底した現場主義」を掲げています。
現場に伺わなければ、何も有益な内容を答えられないと考えています。
ですから、弊社の事務所はその為の作業場であって、クライアントを
迎えることは一切ありませんし、無駄だと思っています。
一般的なノウハウや知識は、弊社でなくても得ることは出来ます。
「答えは現場にある」 、「答えは現場にしかない」のです。
これは、コンサルティングに限らずすべての業種に共通すると思っています。
コンサルティングに求められるのは、『完全な仕事』=「Complete Work」
この姿勢があることが、プロとしての第一条件です。
この「完全な仕事」は、時に誤解されがちですが
少しご説明しておきます。
例えば、リサーチ業務の場合、仕事はクライアントとの協働が基本で
機密保持の元、外部には出さないクライアントの生データーも
扱ったりします。
それでもデーターや情報が不足することが多いのが実状です。
こんな時は、どうするのか。
「自分達の足で探し出す」 これが、弊社の基本です。
一般的には、データーや情報というと書籍や新聞、雑誌、
インターネットなどのメディア情報が思い浮かびますが、
こうした情報は誰かの手を経た「二次情報」です。
二次情報は、抜け落ちている部分や意図的に編集されている部分がある為、
参考程度にしかなりません。
もっとも、公益法人や中央省庁などが発行する「白書」なども、その情報が
加工されたプロセスや定義はどうなのか確認して見る必要があるのです。
実例をあげますと、
あるカフェ業態を立ち上げる為の、「検証」段階でパイロットショップでの
アンケート調査を行いました。
このアンケート調査ですが、ただ単に「アンケートお願いします」では
意味がありません。
私たちが実際に現場に行くのは、ただのアンケートが目的ではありません。
クライアントのスタッフと一緒に接客をしたり、お客様の声を聞きながら、
何故、他のカフェではなく、このお店に足を向けたのか?
何が食べたかったのか?
何か別の理由なのか?
と言った、「生の声」を蓄積し、記載されたアンケートと合わせて
検証を行うのです。
また、朝食に来てももらうためには?と言った仮設を元に、
さりげなく会話したり、
裏づけとなる店舗前の通行量をカウントしたりもします。
このような事を行っていくと、単なる「一人の来客」ではなく
お店に来ていただいたお客様の「インサイト情報」が可能になります。
これは、まぎれもない一次情報です。
この一次情報を重ね合わせ、想定を超える「価値」を出すための、更なる
仮説の検証を行うのです。
単なるアンケート作業も、こういった姿勢と作業が、完全な仕事と
呼ばれるもので、
私たちのコンサルティング業務は、「徹底した現場主義」です。
現場を見なければ、「答え」はないと言っても過言ではありません。
<風が吹けば桶屋が儲かる>のことわざがありますが、
今ある情報から未来への影響を読み、どう使えるかを考えることが
コンサルタントの仕事です。
目の前の問題解決ばかり考えていると、風が吹いても、
「目にゴミが入る」 「寒い」 といったことしか思い浮かばないでしょう。
「答えはお客様が持っている」は、経営の名言ですが、
「答えは現場にある」も事実なのです。
ジャスティスプランニングは、徹底した現場主義で
最善の解決をクライアントに提示しています。
どうぞご理解頂ければ幸いです。
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