出かける時、傘をもっていくかどうか?
皆さんは、どう判断していますか。
コンサルティングの世界で、よく例に出されるのが
『 空 』 『 雨 』 『 傘 』プロセス。
どういうことかと言うと、
「 空は青い。 ⇒ 雨は降らない ⇒ 傘は置いていこう! 」
『 空 』 で現状を把握し、『 雨 』が降らないという予測で解釈して 『 傘 』を
置いていくという解決方法を実行。というものです。
当たり前のことですが、こういったことは
私たちは日常で毎日無意識に行っていることです。
これをフレームワークという枠組みに落とし込んだものが
『 空 』 『 雨 』 『 傘 』プロセスです。
一般的な問題解決のプロセスにおいては、
この、事実⇒解釈⇒解決策という思考の流れが必要になるのですが、
実際のビジネスシーンでは、この思考の流れが出来ていないことがとても多い。
どれが欠けても、安直な結論を出しがちになりますが、
大切な事は、このフレームワークを使う際の『課題の定義』です。
どう言う事かと言いますと・・・・
先ほどの例で言うと、
『出かける際に、傘を持っていく必要があるのか?』
という課題があるかどうか。
車の移動で、外を全く歩かないシチュエーションなら意味がありません。
この一見当たり前のようだけれど
中々できない問題解決のプロセスが 『 空⇒雨⇒傘 』 なのです。
実行可能なアクションにつながるかどうかという視点をもって、
課題の設定段階から『 空⇒雨⇒傘 』のそれぞれを考える事が必要です。
・課題を明確に定義できているか
・プロセスに問題はないか
・結果として、最終的なアクションにつながっているか
常にチェックしながら、『 空⇒雨⇒傘 』のフレームワークを
使ってみましょう。
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