紙を使った広告やダイレクトメール。
そんなものは、既に過去の遺物だ!
と思われている方も多いでしょう。
効率的で低コストなデジタル手法は、雑誌や新聞広告を凌駕することは
既に確定的なことでしょう。
ですが、実際の効果はどうなのか?と言う点では
決してデジタル優勢とは言えません。
ある研究結果においては
デジタル販促は、感覚的に受け容れられやすいことは事実なのですが
手で触れることの出来る紙(有形)媒体の方が、より人の脳に強い印象を
残すことが立証されています。
実際に見たことがある風景や商品が、より身近に感じる事と同じで
ネットショップの便利さと実店舗でのリアルさには大きな違いがあるのです。
これは、2次元的な情報と3次元的な情報では
人の記憶や感情処理が異なり、3次元的な記憶のほうがより鮮明に
感情を伴って残るということのようです。
ある通信販売業者の販売テストにおいては、
同じ商品において、デジタル媒体と紙媒体の販促効果においては
費用は別として、何度行っても明らかに紙媒体の結果が上であったということです。
では紙媒体の方がいいじゃないか!と言うわけでもありません。
広告の素材、つまり紙質や紙の重さ、形状などによって
手に取る、目に触れる顧客の印象は大きく変わります。
モノではなく、コトつくりが大切なのですが、
素材そのものやデザインによって、感情を左右することは可能なのです。
これらは、有名ブランドの紙バックなどに頻繁に利用されています。
矛盾しているようですが、デジタル媒体のメリットが
効率やコストだけだというわけではありません。
それぞれに強みがあるということです。
紙媒体の強みは、人の感情に訴えやすいということです。
紙の重さ、形状、配置や色使い、言葉の表現などあらゆるものは
「デザイン」されるべきで、またその効果を推し量るべきなのです。
そして、それらは決して自己満足やデザイナーの嗜好ではなく
消費者に対してどのような効果をもつだろう?という観点から見るべきでしょう。
その販促物、単なる仕上がりの綺麗さなど
主観を優先して、目的がすりかわっていませんか?
売上げは、消費者が求めるものに比例するのです。
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