コンサルティングを行う場合、いくつかの仮説をたて、
それぞれを様々な観点から分析、検証し、凡そ7割以上の確率で
整合性が認められなければ着手することはありません。
よく遭遇するケースですが、
「これをやれば、お客は来る!」という根拠のない
自身の思い込みでビジネスを進めてしまうケース。
ある業種の企業で起こったことですが、
業績が伸び悩む中、新聞折込チラシ販促を行ったそうです。
それは、
「新聞は多くの人が目にする媒体。この業界では活用している施設も少ない。
きっと差別化をはかることができ、沢山の人が来てくれるだろう」
という事で、複数の施設で全く同じ内容のチラシを
各エリアで数十万部、折り込んだそうです。
あらゆるマーケティング要素が欠落し、成功すると思い込んでしまい
検証も行わなかったそうです。
結果は成約はゼロ。集客でさえ、大半の施設がゼロという結果だった
そうです。
アメリカで全米2位のブックストアだった企業も、同様の失敗で
2011年に破綻してしまいました。
事業をスタートさせる上で、事前テストは欠かすことができません。
飲食店をオープンさせる場合などは、モデル店舗やテスト店舗などを
活用する場合もあります。
あるトライアル店舗で、仮説段階においては周囲の企業や交通の様子から
ランチ業態を前提にしたテストケースで
お客様のアンケートから、実は朝食の潜在要素が非常に高かった
というものがありました。
実際、アンケートデーターを基にオープン時に朝食のテスト販売を
提案して試みたところ、売上げの20%近くが継続されました。
ビジネスにおいて大切なことは、
「売上げが見込めると確信するまで始めてはいけない」ということです。
もちろん、どんな場合においても100%ということはあり得ません。
だからこそ、慎重に仮説と検証を繰り返しながら売上げという
結果に導くことが大切なのです。
精神論を否定するわけではありませんが、どんなに素晴らしく思えるアイデアでも
情報や商品が溢れかえる中、冷静な知略をめぐらすことは不可欠なのです。
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