ある現場で、こういった事がありました。
「アイテムはどれも人気があるものだし、内装も人気デザイナーに頼んで、
一体なぜ集客できないんでしょうか?」
伺った瞬間から違和感があったのですが、
話を聞けば聞くほど、中身を見るほど、一体感が全くないのです。
何を売りたいのか、何に魅力を感じてほしいのかがわからないのです。
加えて、セールストークも「良いでしょう?」という押し付けになってしまっていて、結果売上げにつながらないという、とても勿体ない状況になっていました。
演劇やオペラ、サッカーや野球もそうですが、すべてが主役では成立しません。
方向性や目的が共有でき、それぞれが役割をこなすことで
素晴らしい舞台やチームが出来上がり、観客は感動します。
格好良くて、洗練されていて、有名な俳優を使って
おそらく何億、何十億という広告費が費やされてはいるけれど、
内容は企業が主役になっていてしまっているケース。
顧客にとって、どんな価値があって、どんな良い事があって
どんなふうに問題が解決するかという顧客主語がなければ、
実質的な売上には中々つながりません。
こういった事はリアル店舗でもウェブでも同じことです。
特に、対面接客ができないネットショップでは、
似たような商品はすぐに価格比較がされてしまい、
付加価値を掘り下げ、顧客に共感・共有してもらえなければ見向きもされません。
いずれにせよ結果として、お客様に価値が伝わらなければ
棚いっぱいに商品をならべたところで、商品ページを山ほど掲載したところで
それは存在しないのと同じなのです。
販促活動は、特にイメージが先行しがちで、思い込みによる迷走が多いのですが、しっかりと価値基準を定め、お客様に伝わりやすく、そして共感・共有できるかどうかを創り上げることが必要ですね。
さてその販促、お客様に共感・共有してもらえそうですか?
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