言葉の揺らぎ | 株式会社然|食の専門コンサルティング
言葉の揺らぎ 2016.04.13

『伝える』

『伝わる』

似ているようで、全く意味が違います。
広告や宣伝、業務連絡など多くの企業や人が伝えようとしていますが、実は伝わっていないことが多い。

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何故でしょうか?

サービスの世界では、これを「お客様の立場に立っていないから」などとも言いますが
実はこれだけではありません。

先日、デザインの事について
少しお話しをしましたが、ポイントは思考と言葉の関係です。

『思考は言葉によって表現できる』ということです。
そして、『感情も言葉で表現できる』ということでもあるのです。

何かを考え、なにかしらのイメージを思い浮かべている・・・・

誰でも、起きている間は、ご飯を食べながら、歩きながら、音楽を聴きながら、
いつでも何かを感じているでしょう?

ただ、それはすぐに消えてしまうものがほとんどです。

そして実際、これらを言葉にしようとすると
意外にスムーズな表現は難しいものです。

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何となく・・・といった事が多く、
自由に適確にイメージや感覚を言葉にすることは
人それぞれの幅があり、言葉の意味に揺らぎがあるのです。

そう、これが伝わらない事の原因の一つ。

言葉には、それぞれ地域や時代、コミニティなどにおいて
中心的な意味を持ちます。

例えば、『朝』といえば、ほとんどの人が正午より前を指し、
さほどぶれはないはず。

一方、『全力で仕事に取り組みます!』と言った言葉や
『責任感』などは人によって、かなり異なってきます。

朝9時~18時までが、全力で取り組む対象なのか、
朝早くから終電ギリギリまで頑張ることが対象なのか。

言われた事を、「しないといけないから、何とかできる範囲でやろう」という責任感もあれば、
「自分の名誉にかけて絶対にしてみせる」といった責任感もあります。

言葉には、こうした揺らぎの部分があるので
言葉への鋭い感覚を持ち、その場にあった的確な言葉使いをすると
多くの人が意味を共有しやすくなりブレは少なくなります。

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私達の仕事の一つである、『食材の官能検査』も同じです。
『美味しい』は主観でしかないので、いかに客観性を持たせた味わいの判断を示すことが
求められるのです。

同じほうれん草でも、
Aさんのほうれん草は動物性の有機肥料を主体にしているので、
旨みが強く炒めると美味しさが際立ち、
Mさんのほうれん草は、植物性の有機肥料を主体にしているので
生で食べるとミネラルの輪郭がはっきり味わえる美味しさ。

という風に、『美味しさ』の内容を明確にしめすのです。

これは、こういった官能検査だけでなく、
あらゆる仕事に求められるものです。

営業会議で、売上推移の発表において、
「昨年実績より大幅に上がりました」という報告と、
「前年対比で132%増の○○万円で、利益率も○%改善できました」
という報告。

さて、どちらが評価できるでしょうか。

思考やアイデアを、いかに共有共感できる言葉に置き換え、
言葉を自由に扱えることが大切なのです。

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