初夏の緑がまぶしく、日中は汗ばむ季節になってきました。
ゴールデンウィークも過ぎ、この季節になると新入社員の方々も慣れ始め、
企業自体も落ち着きを見せます。
仕事の進め方も随分と変化を見せることでしょう。
実際、事業を営む上で状況の変化は日々ありますが、
対応する内容はそれぞれカスタマイズされた形で変化する筈です。
経営と言う点でも、これは同じで
2つの大きな軸をポイントに、企業の成長に合わせて変化していかなければ、
企業の成長は望むことはできません。
その大きな軸になるものは、
①基盤:安定した仕組みで運営され、利益を生み出す事業モデルを創造する
②展開:出来た事業モデルを成長、拡大させ、より多くの収益を生み出す
基盤は、事業モデルをしっかりと作りこむ段階です。
・商品の確立
・見込み客の創造
・販売力
・納品までのオペレーション確立
・売掛金の回収
この一連の仕組みを創り上げることで、結果、利益が出ていることが基盤に求められる内容です。
次に、出来上がった仕組みを大きく広げることが必要です。
・より多くの販路開拓
・販売力の強化(人員・販促費など)
これらを実施することで、企業は成長する条件が整うのです。
気をつけなければならないことは、
この基盤作りの段階においても、展開する段階においても、
誰かがいなければ対応できない内容では意味がありません。
よくあるケースとして、経営者自らがいつまでたっても現場から離れられない状況や、
経営者に代わる優秀なスタッフが取り仕切っている状態・・・・
このケースは本当に多いのですが、
これは「仕組み」とは到底呼ぶことはできません。
1人の人材がこなせる仕事量や、管理できるスタッフの数、場所には限界があるのです。
一生現場で!と言う方もいらっしゃいますが、組織の中では余程の事がない限り、
給与も立場もフェイドアウトすることを覚悟することです。
この考え方を改めない限り、事業成長は必ず頭打ちになります。
飲食業などでも、2、3店舗~5店舗前後で停滞し、10店舗以上に展開できない事実は、
こういった事が原因であることがほとんどです。
年商数千万レベルの経営の延長で、数億、数十億の経営は構築できません。
状況が変われば仕組みも変化しなければならないのです。
無理に進めれば、問題と混乱が拡がるだけで必ず頭打ちになります。
年商5億位までは、
年商8億~10億円の規模まで成長する事業モデル構築
年商10億位までは、
分業制など専門職を育て、業務の効率化を徹底構築
年商15億位までは、
年商20億円以上、上場を視野にいれたビジョンの構築と組織間の連携と効率化
といったことを、自社の具体的リソースにあてはめ、
長期事業計画を早い段階で構築しておくことが、成長への早道です。
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