”絵に描いた餅” という言葉がありますが、
経営の中でも、結構散見されます。
以前、『 結果を見据えて過程を創る』 が何より大切だ!というお話をしましたが、
多くの会社の経営計画書を見せていただく中で、アイデアベースで計画だけが進み、
その過程がキチンと構築されていないケースが多いのです。
経営計画書は、事業の設計書であるという認識が必要です。
本来、経営計画書には、事業で利益をあげる内容がすべて盛り込まれているはずです。
「商品コンセプト」 「ターゲット」「販促方法」などなど・・・
そして、その実現のために短期、中期、長期という期間で計画を作るのですが、
この内容は最終完成から逆算した内容になるはずなのです。
残念なことに、この真っ当な考え方を満たしていない経営計画書が多すぎるのです。
「想いが大半をしめてしまっているもの」 「数字だけが先行してしまっているもの」・・・
これらだけでは、事業で利益を上げることはできません。
この事業に従事する人が、実際にどのように動いて、何を実現すれば良いのかが分からないのです。
これは具体的な設計書がないから。
事業の詳細な設計書がって初めて、経営計画書がいきてきます。
こういった詳細があると、携わる人たちは
自分達がどんな成果を期待されていて、どのように動けば良いかが明確になり、
自発的に、だから何を準備しなければならないかなどモチベーションもあがりやすくなるのです。
事業というのは、建築と似ているものもあります。
小さな家であれ、大きなビルであれ図面がしっかり作られていなければ完成させることはできません。
完成へは図面と計画という構築が必要なのです。
『絵に描いた餅』では未来はありません。
結果を見据えた過程を如何に構築するか!をしっかりと見直してみましょう。
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