あらゆる人に言えるかと思いますが、
人は食事をする際、何かしら飲み物を飲むことがほとんどだと思います。
それはお茶であったり、水であったり、お酒であったり、ソフトドリンクであったりと
様々なものを飲むことでしょう。
その時、何を合わせれば、食事がもっと美味しくなるだろう? と考えることはありませんか?
ところで、フランス料理の世界では『マリアージュ』という言葉があります。
言葉の意味自体は、「結婚」という意味ですが、基本的には、料理をワインを組み合わせる事で得られる絶妙に調和した状態を言います。
最近では、あらゆる分野でこの「マリアージュ」という言葉が使われるようになりました。
ソムリエに求められる仕事はまさに、この「マリアージュ」をベースに様々な食事の楽しみを提供します。
ですから料理はもちろん、水、カクテル、ウイスキー、コーヒー、ソフトドリンク、チーズなど、
あらゆる食に関する知識を求められる「味覚のスペシャリスト」こそが「ソムリエ」に求められる仕事で、
実際、デザートに食後酒はもちろん、コーヒーや紅茶なども合せますし、
デザートの内容によっては、コーヒー豆や紅茶の茶葉の選択はもちろん、抽出方法によっても大きく味わいは変わります。
本来、単体で得られていた味わいが、
何かを合わせることによって、また異なる美味しさを味わえる、もしくわ合わせることで
一つの完成された味わいに仕上がる、というのがマリーアジュ。
固定観念にしばられていては、到底、対応できない仕事です。
これって、ビジネスと似ていませんか?
大きな企業でも小さな企業でも根本は同じです。
大企業においては、単一部署では成立しない案件が、
部署を超えて連携することで素晴らしい企画や商品が生まれることは多々ありますし、
小さな企業や個人事業でも、他企業と連携することで大きなプロジェクトに対応できることもあります。
ソムリエに限らず、あらゆるビジネスにおいて
イノベーションと縦横無尽な変化力は求められる資質の一つです。
新しいアイデア、商品・サービス、そしてビジネスモデル。
こういったイノベーションが起こり易い状況を、組織内に作りあげることが、競争力の源泉となるのです。
企業と外部との壁自体を突き崩そうという力が働き、自由かつオープンに組織のメンバーが外とつながり、
社内外で異質のもの同士が触れ合う場を意図的に作り続け、建設的な無駄や試行錯誤を許容する・・・
そして、新しい「魅力」が創造されます。
『食』は、誰しもが生きる為に必要な行為ですが、
楽しみながら、ちょっと意識するだけで、新しい喜びや発見があり、
それはビジネスに通じるものがあるかもしれまません。
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株式会社 然
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