「売る」と「売れる」は似ているようで全く違います。
「売る」という行為には明確な意志がある能動的な行為ですが、
「売れる」は勝手に売れていくという受動的な状況にしかすぎません。
例えば、ある通りに菓子店が出来たとします。
お菓子を作る・・・たまたま通りがかった人が買ってくれる。
これは、「売れた」 「売れる」ということです。
ですが、表に看板などを用意し「焼き立てのお菓子!」などの案内や、
道行く人に、「焼き立てのフィナンシェいかがですか」などと告知して、
購入しに来てくれたのであれば、これは「売った」 「売る」となります。
この事が分かっている店長やマネージャーは、ほぼ右肩上がりの運営を維持しつづけることが出来ています。
(もちろん、アプローチの内容がお客様目線であるかどうかはとても大切)
コロナ禍になって、老舗の和菓子店が次々に閉店しています。
色々な理由が取りざたされていますが、実際はどうなのでしょうか?
例えば、
スーパーやコンビニの影響で売れなくなった・・・
確かに、近年のコンビニエンスストアやスーパーで販売されているお菓子は、
和菓子に限らず洋菓子のレベルもとても上がっています。
ですが、このコロナ禍でも着実に販売力を伸ばしている菓子店は数多く存在しています。
他にも、和菓子離れや人口減少などの理由も言われていますが、実際にはどれも該当しません。
売上を伸ばす和菓子店もありますし、新しい菓子店でも着実に顧客を増やしている店舗もあります。
ただ、振るわない、縮小傾向にある店舗に共通していることは、
「新しい価値を創造できていない」ということです。
これは、独りよがりでは意味がありません。
時代にマッチした形で、消費者に伝えられているかどうか!ということがとても大切です。
その為には、リーダーがまず、「売る」「売ってみせる」という意志を持ち示すことは何よりも大切な事です。
100件の契約が必要で、200件周って30件しか契約が取れなければ、予定の4倍の軒数を周れば良いことです。
50倍売りたければ、50倍働けば良いことです。
本当に売りたいのであれば、「売るためにはどうずれば良いか」を真剣に考えることです。
そしてそれらを忠実に実行に移すだけの事です。 結局は情熱の問題とも言えなくはありません。
時に数字を嘆くだけで、いっこうにアイデアも出さず実践さえしようとしないリーダーがいますが、
もともとリーダーをしたくないのか、その器ではないのか、そもそも「売りたい」という意志があまりない人なのか、
いずれにしてもこんなリーダーの下にいるスタッフを見ると、心から不幸だと思います。
将来に夢もロマンも描けなくなり、モチベーションが下がるのは当然の事でしょう。
人は常に「これまでのやり方や経験、実績に固執する」ものです。
ここから変わるには、大変な労力を伴います。
しかし経験や実績が通用せず、落ち込んだ売上を回復させるためには
どうしてもこの山を越えなくてはなりません。
どうぞ、我こそが会社のリーダーであり、全ての責任を負うものだ、という自覚をきちんと持ち、
自らを律し、冷静に行動できるリーダーを目指してください。
全ては自分次第です。
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