ポスターやDM作成など、あらゆるところで販促物が作られています。
DMファックス、手書きの商品POPや大型ポスター、新聞のチラシなど形態は様々。
ただ、 『天国と地獄 ~ニーズの取り扱い方』でも書いたことですが、
大手企業の真似をしても効果は見込めません。
上記はビールコーナーですが、見事に大手メーカーの商品ばかり。
だからなのかは分かりませんが、値札しかPOPはありません。
ほとんどがブランド力&パッケージデザインによる訴求効果でしょうか。
これを、この棚の一部に地方の知られていない地ビールをおいても、『■■■円』だけでは、売れ行きはあまり見込めないでしょう。
でも、ここでこんなポップがこの地ビールにつけられていたらどうでしょうか?
『今までのビールは何だったんだろう・・・
こう思わずにはいられない、コクとキレ。 ○○限定蔵出し地ビール ■■■円 』
ちょっと買ってみたくなりませんか?
DMやチラシも同じです。
イメージ的な訴求で効果が得られるのは、すでにある程度ブランドが確立されている場合のみに効果が見込めます。
個人事業や中小企業は、真似をしては失敗する可能性が高くなります。
基本は、新聞などの紙面構成と同じです。
①大見出し
②小見出し
③記事内容
これを、販促に置き換えると
①大見出し ⇒ キャッチコピー 興味を引いてもらう部分
②小見出し ⇒ 商品のアピール ※差別化やオリジナル性など
③記事内容 ⇒ 行動をおこしてもらう TELやFAX、来店など購買行動
こんな感じでしょうか。
形態は違いますが、うまく応用している例として
漫画ですが、新刊の一部のみを小冊子として商品棚においています。
もちろん、商品力(内容)に左右されますが完全に包装されていては
ブランド力のない新人の作品など売れません。
ですが、こうしていると結構手に取って見る人も多いのです。
実際には、業種や立地、社会情勢などによって、広告の内容は変化させる必要がありますが、基本はこういった事になります。
販促物は、最初に個人事業者や中小企業が行わなければならない
『発信』の一つです。
『発信』することがなければ、知って頂けないのですから。
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